給料支払(伝票入力から)

給料を支払った時に「伝票入力」から入力する方法です。複合仕訳が必要なため、簿記が分かる人向けです

ここでは、支払いをしたその日付けで処理する方法を説明します

以下の給料支払明細をもとに入力をしていきます。この例では、社会保険料や雇用保険料、源泉税、住民税の控除がありますが、ご自身の給料明細で、それらがない場合には、その行を飛ばしてください

一枚の伝票に7行を入力します。複合仕訳のため「諸口」を使います


データ入力から「伝票入力」を選択

伝票が表示されたら、伝票日付のところをクリックしてカレンダーから給料支払日を選択する

6月30日を選択したら、仕訳をいれていきます

(1)1行目:給料の金額 186,000円 

借方科目のところをクリックしてプルダウンから「給料手当」を選択

科目を選択したら、となりの事業をクリックして該当する事業を選択

そして金額をいれると、貸方の科目も選択 この場合は「諸口」

そして、摘要を入力

(2)2行目:通勤手当の金額 7,800円

借方:通勤費 事業:子育て広場 / 貸方:諸口 事業:管理部門(自動表示)

(3)3行目:健康保険・厚生年金の預り 27,217円

借方:諸口 事業:管理部門 / 貸方:法定預り金ー社会保険料 事業:管理部門

(4)4行目:雇用保険料の預り 1,163円

借方:諸口 事業:管理部門 / 貸方:法定福利費 事業:子育て広場

(5)5行目:源泉所得税の預り 2,800円

借方:諸口 事業:管理部門 / 貸方:法定預り金ー源泉所得税 事業:管理部門

(6)6行目:住民税の預り 5,500円

借方:諸口 事業:管理部門 / 貸方:法定預り金ー住民税 事業:管理部門

(7)7行目:差引支払額(手取り) 157,120円

借方:諸口 事業:管理部門 / 貸方:普通預金ーゆうちょ銀行 事業:管理部門

(8)これで完了「登録して閉じる」

もし、こんなメッセージが一番上に出て、終われなかったら!

複合仕訳は、借方の「諸口」と貸方の「諸口」の合計が同じ額になる必要があります

こんなメッセージが出たら、給料明細と「入力した内容、金額」を確認してください

すべて正しく入力できていたら、登録して仕訳が作成されて黄色で表示されます

これでやっと完了です


●社会保険料は、基本は前月分を預かります

たとえば、4月分は5月末に預金から自動引き落としされるため、5月に給料を支払うときに預かります

ただし法人によって違いがあるので、自法人の預かるタイミングを確認しておく必要があります

●雇用保険料は、締め日基準です

4月20日締めで、4月30日給料支払いから預かるのは、4月分の雇用保険料です

4月30日締めで、5月15日給料支払いから預かるのは、4月分の雇用保険料です

5月10日締めで、5月20日給料支払いから預かるのは、5月分の雇用保険料です

●源泉所得税は、給料を支払ったときに預かるものとします

4月30日支払給料から預かる源泉所得税は、4月分です

5月10日支払給料から預かる源泉所得税は、5月分です